Art 06
ギュイーン
TSUBOMI ― この作品に込めた想い
マーモットを見ていると、じゃれ合ったり、向かい合ったり、ときには不思議な体勢になったり。何気ない日常の中に、思わず目を止めてしまう瞬間がたくさんあります。
この作品では、そんなマーモットの自然な仕草を、ピカソに代表されるような、形を分解し再構成する表現から着想を得て描きました。
身体の形や色を自由に組み替えてみると、いつものマーモットが、まったく違った存在に見えてきます。
けれど、どれだけ形を変えても、二匹のあいだにある関係や、その瞬間の面白さはどこか伝わってくる。
見慣れたものも、見方を少し変えるだけで、新しい魅力が見えてくる。
そんなマーモットの姿を、自由な色と形で楽しんでもらえたら嬉しいです。
ドクターマーモット ― 作品を見て
マーモットを毎日見ていても、「そんな格好になる?」と思う瞬間があります。
身体を伸ばしたり、ひねったり、二匹で向き合ったり。その一瞬だけを切り取ると、私たちが思っている「マーモットの形」から大きく外れることもあります。
でも、それも全部マーモット。
この作品を見ると、知っているつもりのものほど、違う角度から見ることが面白いと改めて感じます。