Art 01

海辺のマーモットの兄弟

TSUBOMI ― この作品に込めた想い

この絵を描いたのは、静かな夜でした。

窓の外には丸い月が浮かび、窓を開けると、涼しい風がそっと頬を撫でていきました。私は、とても穏やかな気持ちで月を眺めているうちに、遠く離れた故郷のこと、そして家族のことを思い出しました。

そんな夜の気持ちを重ねながら描いたのが、月明かりの海辺に並ぶ、二匹のマーモットです。

言葉を交わさなくても、ただ隣にいる。同じ海を眺め、同じ月の光に包まれている。

離れているからこそ思い出す、家族と過ごした何気ない時間。この二匹には、そんな「大切な誰かと一緒にいられる幸せ」を込めました。

ドクターマーモット ― 作品を見て

マーモットを知れば知るほど、彼らにとって「仲間と生きる」ということの大きさを感じます。

寄り添って眠ったり、毛づくろいをしたり、同じ場所でぼんやりしたり。私たちには何でもないように見える時間にも、彼らなりの関係があります。

この二匹を見ていると、幸せとは特別な何かではなく、大切な存在が今日も隣にいることなのかもしれないと思わされます。

今、目の前で生きてくれていることは当たり前じゃない、今この時を大切にしようと改めて感じさせられます。