Art 13

気分転換

TSUBOMI ― この作品に込めた想い

マーモットというと、茶色や灰色など、自然になじむ色を思い浮かべる人が多いと思います。

でも今回は、そんな「いつものマーモット」から少し離れて、色で遊んでみました。

ピンクと青、緑と紫。
補色や対比する色を組み合わせ、マーモットをまるでファッションのように自由に着飾らせています。

広い金属の余白の中に、小さく鮮やかなマーモットを置くことで、その存在と色がより強く目に入るようにしました。

マーモットは、かわいいだけでも、自然の中にいるだけでもない。
見方を変えれば、モダンにも、少し不思議にも、そしてとてもファッショナブルにも見えてきます。

いつもの色を少し変えるだけで、いつものマーモットも違って見える。

タイトルの「気分転換」のように、いつもとは少し違うマーモットを楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

ドクターマーモット ― 作品を見て

この作品を見ていると、「マーモットらしさって何だろう」と少し考えます。

茶色い毛、丸い身体、立ち姿。
私たちは知らないうちに、「マーモットとはこういうもの」というイメージを持っています。

でも、色を変えても、線を変えても、不思議とマーモットに見える。

それはきっと、私たちが毛色だけではなく、身体の形や仕草、雰囲気まで含めて「マーモットらしさ」を感じ取っているからなのだと思います。

見方を少し変えると、知っているはずのものにも新しい魅力が見つかる。

たまにはそんな「気分転換」をしながら、マーモットを眺めるのも面白いと思います。